Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
」
「よし、わかった。だが、ぼくたちの力では、どうすることもできない。いま、おとなの人を、よんでくるからね、すこしのあいだ、がまんしているんだ。」
小林君はそういって、あなの外へ、ひきかえそうとしました。そのときです。
「わあっ、たいへんだあ。」
ポケット小僧の、とんきょうなさけび声が、洞くつの中にひびきわたりました。
「ど、どうしたんだ。ポケット君。」
小林少年が、びっくりして、たずねました。
「小判だよ。小判がウジャウジャあるよ。ほら、ここにも、あっちにも……。」
懐中電灯の光の中に、ピカピカひかっているのは、たしかにむかしの金貨の小判でした。それが落盤の土の中にいっぱいまじっているのです。
小林君は、その一枚を手にとってみました。たしかに重い黄金の小判です。かぞえてみると、土の中から頭をだしているのだけでも、百枚以上ありました。上のほうの土の中に、木の箱のくさってこわれたのが見えています。小判をつめた箱が、こわれて、小判がちらばったのでしょう。
「ああ、わかった。このあなのてんじょうの上に、小判の箱がうずめてあったんだ。それが、落盤でここへおちてきたのだ。