Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
ふしぎな部屋
おれのほうにも、考えがある。いまに、こうかいするんじゃないぞ。きさまは、おれが、どれほどの力を持っているか、まだ知らないのだからな。ワハハハハ。」
そこで、いきなり電話をきると、こんどは、べつの番号をまわして、だれかをよびだし、暗号のようなことばで、なにかしばらく話していましたが、そばに立っている有馬さんにも、そのいみは、すこしもわかりませんでした。そのあいては、おそらく、どろぼうの手下かなんかだったのでしょう。
ふしぎな部屋
おはなしかわって、ここは明智探偵事務所の一室です。
「ハハハハ……、おもしろくなってきたぞ。てごわいどろぼうが、あらわれたぞ。小林君、有馬さんの有名な『星の宝冠』がぬすまれてしまった。そいつから、いま電話がかかったのだ。ぼくに来ちゃいけないって、いったよ。やっぱり、ぼくがこわいんだね。だから、すぐいくことにする。自動車をよんでくれたまえ。」
明智探偵が、そばにいる助手の小林少年にいいつけました。
「先生ひとりですか。ぼくは、いかなくていいのですか。」
小林少年が、ふふくそうにいいます。
「きみは、留守番だ。ぼくに万一のことがあったとき、ぼくをたすけるのが、きみの役だからね。