Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
天井の目
」
「電人Mのトリックです。」
「そのトリックの秘密は?」
「ぼくには、わかりません。先生、先生の力で、調べてください。ぼくには、とてもわからないのです。」
「うん、調べてみるよ。あす、遠藤博士の家を、おたずねしよう。小林君、電人Mというやつは相手にとって不足のない大悪人だよ。いまに、あっというようなことが起こるから、見ていたまえ。
ところで、ポケット君、また、きみに一働きしてもらいたいんだが。
それはね、きみにうってつけの仕事なんだよ。」
明智探偵は、いつものようにニコニコしながら、声をひそめて、なにか話しはじめるのでした。
天井の目
そのあくる日の午前十時ごろに、明智探偵は小林少年を連れて、遠藤博士の家に行きましたが、それよりも早く、午前八時ごろ、博士邸に、へんなことが起こっていました。
グレーのセーターとグレーのズボン、グレーのベレー帽を、耳のところまで深くかぶって、幼稚園生のような小さな子どもが、遠藤博士邸の門から、リスのように、チョコチョコと、しのびこんで、だれもいない部屋の窓から、家の中へはいっていきました。
部屋から、廊下に出ると、あたりに気をくばりながら、かべにくっつくようにして、台所の方へ近づいて行きます。