Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
階段の上から、だれかが、おりてきました。
いまごろ、だれが二階にいたのかしらと思って、ヒョイと見あげますと……、そこに、恐ろしい姿があったのです。
やすえちゃんは、「キャーッ。」といって、廊下にうずくまってしまいました。おかあさんも、やすえちゃんをかばうように、その上に重なって、いまにも気が遠くなりそうでした。
それはあの電気ロボットの怪物でした。いや、そればかりでなく、もっときみのわるいものが、ロボットの首にまきついていました。
それは、あのタコのような火星人です。六本の長い足を、電気ロボットの首にまきつけ、でっかい、まるい頭を、ロボットのプラスチックの頭の上にのせて、大きな目で、うすきみわるく、こちらをにらんでいるのです。
その、なんともいえない、へんてこな姿で、ロボットは、一段一段、階段をおりてきます。
やすえちゃんと、おかあさんは、もとのところに、うずくまったままで、どうすることもできません。いまにも、ロボットが、近づいて、おそろしいめに、あわせるのではないでしょうか。
そのとき、バタバタと人の走ってくる足音がしました。治郎君です。さっきのやすえちゃんのさけび声を聞いて、かけつけてきたのです。