Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

「明智探偵事務所。マユミさんですか。至急一一〇番へ、電人Mを追跡して練馬へきました。Mはいまガレージにとじこもっています。すぐにきて、つかまえてくれるように言ってください。」

そう言って、ガレージのある場所をくわしく教えました。マユミさんが一一〇番にそれを電話すれば、この近くを巡回しているパトロール・カーが、二―三分もすればやってくるでしょう。

その間、小林君たちは、電柱のかげにかくれて、じっとガレージのとびらを見つめていました。とびらは、ぴったりしまったまま、一度も開きません。電人Mは、このせまいガレージの中で、いったい、なにをしているのでしょう。

やがて、一台のパトロール・カーがやってきました。そのあとから、また一台、つづいて、また一台。つごう三台の白い自動車が、集まってきました。三台ともサイレンは鳴らしていません。電人Mがガレージにかくれたとわかっているので、相手にさとられないために、現場に近づくと、サイレンをとめてしまったのです。

三台の車から、六人の警官がおりてきました。小林君はそのそばにかけよって、いままでのことを話しました。警官たちは懐中電灯を照らして、ガレージのとびらに近づいていきます。