Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

「あっ、やっぱり3な……2458だ。電人Mが乗っていたのは、この自動車ですよ。」

小林少年が、車の番号を見て、さけびました。

警官たちは、かべや床を、たたきまわったり、自動車の下にもぐりこんだりして、できるだけ、調べましたが、どこにも怪しいところはありません。

「小林君、あいつはたしかに、ここにはいったのだろうね。まさか、きみがそんなみまちがいをするとは思えないが。」

警官のひとりが、困ったような顔をして、言いました。警官たちは、小林君が明智探偵の有名な少年助手だということを、よく知っているのです。

「けっしてまちがいじゃありません。あいつと治郎君は、ちゃんと車に乗っていたのです。そして車がガレージにはいると、すぐ、とびらがしまりました。それから、ぼくたちは、一度も、とびらから目をはなさなかったのです。じつにふしぎです。あいつは、やっぱり、魔法使いなのでしょうか。」

みんな、首をかしげたまま、考えこんでしまいました。ああ、これはいったい、どうしたわけなのでしょう。

警官のひとりが、そこに立っている主人にたずねました。

「この車は、あなたのですか。」

「そうです。