Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

そして、あとをつけて、電話で連絡して、あの鳥のヘリコプターを、とばさせたのだ。あいつの奥の手は、いつでも、とんでもない方角から、やってくる。」

「で、ぼくらは、また、あいつに、してやられたというわけだね。」

中村警部が、にが笑いをしました。

「いや、ぼくらが負けたわけじゃないよ。」

「えっ、それはどういう意味だね。」

「あいつに、奥の手があれば、ぼくの方にも、奥の手があるということさ。」

「えっ、このうえに、まだ奥の手があるのか。それは、いったい……。」

「まあ、ぼくにまかせておきたまえ。ぼくはきっと、あいつのすみかを、つきとめてみせる。そこへ行く道がわかったのだよ。それには、少年探偵団の、からだの小さい子どもがいい。小林君、ポケット小僧がいいよ。あの子なら、きっとやれる。」

「ええ、ポケット君なら、大丈夫です。かばんの中にかくれて、奇面城にのりこんだくらいですからね。」

小林少年が、ニコニコして、答えました。(そのことは、この全集の第三十九巻『奇面城の秘密』にかいてあります。)

二十面相のすみかへ行く道というのは、どんな道なのでしょう。そして、ポケット小僧は、どんな働きをすることになるのでしょう。