Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
ふしぎな部下たち
を造って、また盗み集めた美術品を、この部屋に飾っているのでしょう。
部屋の入口のそばに、美しい彫刻のある木の箪笥のようなものが、置いてあったので、ポケット小僧は、そのうしろに身をかくして、二十面相のようすを、うかがっていました。
部屋のまんなかに大きなテーブルがあり、そのまわりに、りっぱな椅子がならんでいます。二十面相はその椅子のひとつに、ゆったり、腰をかけて、テーブルの上の金色の箱から、葉巻タバコをとって、金色のライターで火をつけました。
葉巻タバコのいいにおいが、ポケット小僧のところまで、流れてきます。
ふしぎな部下たち
しばらくすると、入口のかくし戸が、スーッと開きました。だれかが「ひらけ、ゴマ」の呪文を唱えたのでしょう。呪文を知っているからには、二十面相のおもだった部下にちがいありません。
はいってきたのは、まことに、へんてこな組合わせのふたりでした。ひとりは三十ぐらいの、りっぱな背広を着た紳士、もうひとりは、ぼろぼろの和服を着た、こじき婆さんです。半分白くなったかみの毛が、もじゃもじゃに乱れて、よごれた顔は、しわだらけで、おまけに、片方の目が、つぶれています。