Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
すべて、わたしの頭の中だけにあるのです。
なにしろ、一つの国をいっぺんに、滅ぼすほどの力があるのですから、二十面相と部下を滅ぼすのには、爪の先ほどの原料があればよいのです。それを銀色の玉にいれて、ある場所に仕掛るのです。ある時間がくれば、かならず、その作用が起こるような方法です。」
「時限爆弾のようなものですね。」
「そうです。仕掛はあれと同じです。銀色の玉の中に、その仕掛がはいっているのです。
ところで、その銀色の玉を、ある場所においてこなければなりません。それをだれにやらせるかです。だいじな役目ですからね。」
「ぼくがやります。」
小林少年が、顔を輝かせて、強い声で言いました。
「しかし、きみは二十面相たちに、顔を知られている。」
「変装しますよ。ぼくは、変装は得意なんです。」
遠藤博士は、それを聞くと、相談するように、明智探偵の顔を見ました。
「小林君なら大丈夫です。変装の名人ですよ。よく女の子に化けることがありますが、顔も声も女の子になりきってしまって、だれも気がつかないほどです。」
「そのことは、わたしも、聞いています。それに頭がよく働いて、勇気があるのだから、まず申し分ないでしょうね。