Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
その上は三階の屋根裏なのです。
「ぼくたち、この屋根裏に、かくれているんですか。」
小林君がききますと、明智探偵は、
「うん、そうだよ。」
と、答えました。
十七人の少年が、ぜんぶ、屋根裏にあがりました。
てんじょうは屋根の形のままで、はしのほうは頭がつかえるほど、ひくくなっています。屋根をささえている材木が、そのまま、むきだしになっていて、いっぽうには、あかりとりの小さな窓がついています。
明智探偵は、少年たちを、おくのほうへすすませて、じぶんは入口のあげぶたのそばに立ちはだかっていましたが、そのとき、なにを思ったのか、クスクスと笑いだしました。
「ウフフフ……、おもしろいねえ。きみたちは、この屋根裏に、とじこめられてしまったんだよ。」
探偵が、みょうなことをいうのです。
なんだか、へんです。いったい、どうしたというのでしょう。
「先生、なぜお笑いになるのです。なにがおかしいのです。」
小林君が、ふしぎそうに、たずねました。
「ウフフフ……、わからないかね。」
「えっ、わからないかって?」
「きみは、いま、おれを先生ってよんだね。なぜ、おれが先生なんだね。」
いよいよ、へんです。