Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
タヴェルニエー言う、ノガイ人は、馬を飼いて餓渇に堪えしめ、その蹄堅くして蹄鉄を要せず、土や氷の上に足跡を印する事あたかも蹄鉄を附けたるがごとし、ただしかく育て上ぐるは難事ゆえ、五十匹の中わずかに八疋十疋のみ成功す、征行に良馬のほかに凡馬二、三を伴れ騎り、大事あるにあらずんば決して良馬に乗らずと。アラブ人がもっとも馬に親切なるについて珍譚多し。例せば駒生まるる時傍に立った人手で受け取り、地上に落さざらしむという。これに似た事、欧州で神木とし霊薬とした槲寄生を伐り落すに白布で受け決して地に触れしめず、触れたらその効力亡しといい(グリンム『独逸鬼神誌』四版二巻)、燕の雛がその母鳥に貰い腹中に持つ霊石は、その雛が土に触れぬうちに取らずば薬用に堪えずと一六五五年ライデン版『ムセウム・ウォルミヌム』七二頁、一六〇九年初版ボエチウスの『玉石論』四三九頁、共にプリニウスの『博物志』三十七巻を引き居るが、予プの書全篇を幾度も通覧せるも一向見当らぬ。けだし中世そんな俗伝あったのを、プの書は博綜を以て名高い故、こんな事なら大抵載せ居るはず位の見当で塗り付け置いたらしい。