Classici giapponesi con furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Leggi 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.920 caratteri · 421 schermate
きみの今はいっている部屋そのものが、一つのすばらしい機械なのだよ。わしの大発明さ。ハハハ……。」らんぼうなことばに、オヤッと思ってふりむきますと、博士の顔までが、うってかわったうすきみの悪い形相でした。
「おじさんは、どうしてそんなところにいるんです。なぜ部屋の中へ、おはいりにならないんです。」小泉君はひじょうな不安を感じて、なじるようにたずねました。
「なぜはいらないかって? フフフ……、わしは命がおしいからさ。自分で発明した機械だけれど、そこへはいるのがこわいのだよ。フフフ……、きみは勇気のある子どもだ。ひとつわしの発明した機械のあじをためしてくれたまえ。そこにじっとしているとね、今におもしろいことがはじまるんだよ。まあ楽しみにして待っているがいい。フフフ……。」
「エッ、なんですって。じゃ、きみはぼくをここへとじこめるつもりですか。きみはだれです。きみはいったいだれです。」小泉君は、いきなりドアのところへとびついていって、怪紳士をおしのけようとしましたが、そのとき早くも、ドアは、ピッタリと外からしめられ、かぎをかける音がカチカチと聞こえてきました。