Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

ようかいはかせ

妖怪博士/青銅の魔人

江戸川 乱歩

Leggi 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.920 caratteri · 421 schermate

Aozora Bunko

怪屋の怪

怪屋の怪

いよいよ約束の三日めがきました。相川技師長は、ふたりの探偵のどちらが先に吉報をもたらしてくれるかと、首を長くして待っていましたが、待っても待っても、なんの知らせもなく、とうとう日が暮れてしまいました。

あんなに約束をしておきながら、やっぱりだめだったのかと、ほとんどあきらめて帰宅の用意をしているところへ、ひとりの給仕が、名刺を持ってとんできました。殿村弘三がたずねてきたのです。

さっそく応接室に通して、面会しますと、殿村は相川氏の顔を見るなり、さもとくいげにいうのです。

「お約束のとおり、とうとう賊の本拠をつきとめました。明智小五郎はまだやってこないでしょうな。それごらんなさい。この勝負はわしのかちじゃ。では、あんたもいっしょに来てくださらんか。途中で警視庁へ寄って、係りの刑事たちを同道して、それからいよいよ賊の本拠へ乗りこみますのじゃ。」

「おお、そうでしたか。ありがとう。もししゅびよく書類を取りもどし、子どもをさがしだすことができたら、こんなうれしいことはありません。で、その賊の本拠というのは、いったいどこにあるのですか。」

相川氏は報告に、相好をくずしてたずねるのです。