Classici giapponesi con furigana
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ようかいげんだん
妖怪玄談
井上 円了
Leggi 妖怪玄談 (ようかいげんだん) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 29.869 caratteri · 59 schermate
第二一節
けだし、三本足の組み立ては、左右に回転するにも、上下に動揺するにも、最も適したるものにして、別して細き竹に重き蓋を載するがごときは、自然の勢い動揺せざるを得ざる事情なり。その他、竹の長さを限り、紐の結び目を定むるがごときは、また自然に動揺すべき点をとるなり。これをもって、その装置は外より静かにこれに触るるも、ただちに動かんとするの勢いを有す。これ、その回転する一原因なり。
第二一節
つぎに、第二の原因は内外両界の間に起こる原因にして、けだし、いかなるものも多少の時間、手を空中に浮かべて一物を支えんとするときは、必ず手に動揺を生ずるを見る。これ、活動物一般の常性にして、たといその一部分たりとも、永く静止して空中の一点に保つことあたわざるものなり。たといまた、衆人中一人ぐらいは手を静止することを得るも、衆人ことごとく同時に静止することあたわざるは必然なり。ゆえに、もしそのうちの一人、一寸手を動かせば、ただちにその動勢をコックリに伝え、二寸の動揺を示すべきは、装置の事情すでにしかるなり。これに他の人々の力の同時に加わることあるときは、またいくたの動揺を増すに至るべし。