Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ようかいげんだん

妖怪玄談

井上 円了

Leggi 妖怪玄談 (ようかいげんだん) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 29.869 caratteri · 59 schermate

Aozora Bunko

第三四節

というと、またそのとおりにしたのがもとで喧嘩をしだしたに、母は見かねて、「今のはじょうだんにしたのだ。狐狗狸様、じょうだんに違いないなら右へ回って下さい」というと、またまたそのとおりしたので、三人一度に大笑いとなりてすんだという。

これ、その心に思うところの意向に応じて筋動を生ぜしによる。

第三四節

しかりしこうして、思想と運動との間に互いに連結するありて、甲の思想には甲の運動を現じ、乙の思想には乙の運動を現じて、甲乙相混ぜざるはいかなる理によるというに、これまた、さきに挙ぐるところの習慣連想の規則による。すなわち、音楽を聴かんと思えば自然に耳を傾くるは、その平常経験の際、音楽の思想と聴官の作用との間に連合を生じて、音楽を思えばただちにその作用を、聴官の上にきたすの関係を習成せしによる。ゆえに、菓子を取らんと欲すれば自然に手を出だし、歩行をいたさんと思えば自然に足を出だすに至り、菓子を取らんと欲して足を出だし、歩行をいたさんと思って手を出だすものなきなり。これみな、平時反復経験の際、習慣性の力によりてこの連合を生ずるものなり。今、コックリの回転するを知れば、自然に手の上にその動作を現じ、左右へ回転せんことを思えば左右にその力を加え、足の上下するを求むればその上下にその力を加えて、自然にその期するところの結果