Classici giapponesi con furigana
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
Leggi 植物記 (しょくぶつき) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 165.848 caratteri · 327 schermate
第六図
カンチクはまたよく花を生じかつ実を結ぶ。その属メダケに相近し。その花の状第六図に示すが如し。その円錐花叢は疎にしてその小穂は数少なく、かつ狭長なり、花はメダケよりは一層細小にして、かつ疎々に小軸の両側に互生し、その色紫を帯ぶ。花穎※穎に毛なくしかして花中に三雄蕊あり。柱頭は殊に二個あり。次にホウライチクの花を示さん。この竹は日本の中部以南の地に繁茂し、常に栽植せらる。しかして往々籬となせり。土佐にて土用竹という。その根茎短きが為めにその稈は一処に叢生し、あえて遠く鞭を引くなし。その稈は火縄を製しその葉はすこぶる美なり。裏面殊に白色を帯ぶ。この竹の花は常に見るを得べからざられども時にこれを出すことあり。その小穂は不整に相集りその花メダケよりは大にして今これを廓大して示せばすなわちその状第九図中の「イ」の如し。花穎及び※穎に毛なく、また花中に六雄蕊ありてメダケの三雄蕊なると同じからず。子房には上部に短毛あり。第六図中「ハ」の如し。被鱗は三片ありて花中に潜む。今その一片を廓大してこれを示せば、すなわち同図中の「ロ」の如し。この竹の一品にホウオウチクあり。