Classici giapponesi con furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate
「ウフフフフ……、さすがは名探偵だねえ。よくもそこまで、しらべがとどいた。それにしても、小林というちんぴらは、じつにすばしっこいやつだ。おれも、あの子どもが、女中に化けているとは、すこしも気がつかなかったよ。
ところで、明智君。おれを、どうしようというのだね。証拠がなくては、どうすることもできないじゃないか。」
笠原は、ふてぶてしく、そらうそぶいて見せるのでした。
「証拠なら、おめにかけよう。ちょっと女中さんを呼んでくれたまえ。」
女中さんがくると、明智は、玄関のそとに待っている人を、呼び入れてくるようにたのみました。しばらくして、女中さんの案内で、ひとりの老人が応接室へ、はいってきました。ちゃんとした新しい背広をきていますが、やせおとろえた顔は、あの地下室に閉じこめられていた老人に、ちがいありません。
老人は一年間、あの地下室に閉じこめられていたので、すっかりやせおとろえ、年よりのように見えますが、じつは、ここにいる笠原と同じくらいの年ごろで、もとはよくふとっていたのです。
「笠原君、そこへこられたのが、グランド=サーカスのほんとうの持ちぬしの笠原太郎さんだよ。