Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

おいものとんやの もとべえさんは、かずおおい だんかの なかでも いちばん この おてらに よくして くれる だんかです。今日も たくさんの おもちを ついて、でっちの ちょうまつに せおわせて きたのでした。まるい まるい まんげつの ように まるい かがみもちです。

「これは これは、もとべえさんですか。あいにく、おしょうさまは たくはつに でかけて おるすです。」

一休さんが ていねいに いうと、もとべえさんは、

「それは かまいません。今日は としの くれで、おもちを ついたので、もって きました。どうぞ、おしょうさまが おかえりに なりましたら、ほとけさまに あげてください と いって ください。」

と、いって、でっちの ちょうまつに せおわせてきた たくさんの おもちを おいて いきました。

「うまそうだなア。」

つつみを といて、一休さんが ちょっと さわってみると、おもちは まだ ほっかりと あたたかくて、まるで ごむまりの ように ぷかぷか していました。

一休さんは ごくん と、つばを のみこみました。むちゅうで、一つの おもちに かじりつきました。