Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

「ああ、うるさいものが やってきたな。」

一休さんは、まつなみきの そばの いしの うえに こしかけて、ひとやすみ しました。

すると、一休さんの まえを とおりすぎようと した とのさまが、かごの なかから、一休さんの ようすを みて けらいの ものに いいました。

「これこれ、あの おぼうさんは、この あついのに かさも もたずに おきのどくな ようす、たれか かさを 一つ おぼうさんに あたえよ。」

「はっ。」

かしこまった けらいの ひとりが、さっそく かさを もって 一休さんの ところに とんで きました。

「おぼうさん、とのさまの おおせで、かさを もって まいりました。この あついのに、かさなしでは さだめし おあついことで ございましょう。どうぞ この かさを かぶってください。」

すると、一休さんは さだめし よろこぶだろうと おもいの ほか、

「それは まことに かたじけないが、わしは うまれおちるとから、あおぞらを かさに かぶっているから、せっかくの おことばだが おかえし いたします。とのさまに よろしく もうして ください。」