Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

と、手を ふって、えんりょもなく ことわって しまいました。

けらいの ものは あきれかえって しばらく ぼんやりと 一休さんの かおを みつめて いましたが、いらないと いうのですから、むりにとも いえないので、

「なんと、がんこな ぼうずだろう。」と、おもいながら、とのさまの ところに かえって、そのことを はなしました。

とのさまは しぶいかおをして けらいの いうことを きいて いましたが、やがて にこりとして、

「あおぞらが かさか。なるほど おもしろい ことを いう ぼうさんだな。そんなことを ずけずけ いう ぼうさんなら、きっと ただの ぼうさんでは あるまい。そそうの ないように いたせ。」

と、けらいを いましめて、そのまま いきすぎて しまいました。

ゆうがたに なって、とのさまが やどやに とまると、一休さんは いつ ぎょうれつを ぬいた ものか、もう ちゃんと その やどやに とまって いました。

「おやおや、あおぞらを かさに かぶって あるく、と いった あの ぼうさん、いつ わしの かごを とおりぬけたものか、もう ちゃんと とまって いるぞ。