Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
一度に十五人しか乗れませんが、それが三か所にあるのですから、四十五人ずつ運べるわけです。
ロケット型のケーブル・カーはロープをつたって、三百メートルほどの空中を、恐ろしい速さで月世界につきすすみます。
そして、月世界のそばまでくると、ロケットは、グルッとまわって、後部の方から、着陸するのです。
見物たちは、後部についている出入口から、ひとりずつ、大噴火山のあとのようなでこぼこのある月面に降りたちます。
それから、まるい月の表面を、山のぼりのように、よじのぼるのです。月面は宇宙服の見物たちでいっぱいになります。でこぼこの表面ですから、足がかりは、いくらもあるので、すべり落ちることはありません。そして、頂上までのぼりつき、四方をながめた景色は、じつにすばらしい。まるでほんとうの月世界にきたような気持です。
「あっ、あそこにも月がある。」
「あれは地球だよ。月世界から見た地球だよ。」
見物の少年たちが、口ぐちにさけぶのでした。
地球から見る月の何倍もある、大きな地球が空中にうかんでいます。それは、地球の形をした気球なのです。地上の機械にロープでつないであって、それがゆっくり動いているのです。