Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
ああ、二十面相は、なんという奇術好きなやつでしょう。
こうして、すべてのなぞは解け、治郎君は無事にもどり、二十面相と全部の部下は、気を失ったまま、とらえられ、盗まれた美術品は、すっかり、取りかえすことができました。
明智探偵たちが、プラネタリウムの外へ出たときには、たくさんの自動車が、もう出発の用意をととのえていました。少年探偵団の少年たちも、五台の自動車に乗って、その窓から顔を出して、こちらを見ていました。
明智探偵と小林少年があらわれると、少年たちは、両手を上げて、声をそろえてさけびました。
「明智先生、バンザーイ。」
「小林団長、バンザーイ。」
そして、自動車の行列は、パトカーを先に立てて、静かに、広っぱを出て行くのでした。
中村警部も、小林少年も、ポケット小僧も、それぞれ、自動車に乗りました。そして、全部の自動車が出発してしまったあとに、小林少年とポケット小僧の乗った、「アケチ一号」の自動車だけが、残っていました。月球のねもとにもたれて、なにかヒソヒソと話し合っている、明智探偵と遠藤博士を、待っているのです。
ふたりの頭の上には、月球の噴火口のような大きな穴が、いくつも開いていました。