Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 79.482 caratteri · 160 schermate
二十六日
なかなか夫婦ともここではしっかりして居るし、よい。細君などねれて居るし、あの妙なような装が、さりとて、どこと云って妙でなく着こなせて居るから面白いものだ。なかなか細君に自分は興味をもった。若い細君達、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)よりずっとましだ。その代りそれぞれ身分がある家の娘らしい。
かえって、荷物して、もやへこの Hotel から最後の手紙書いて No. 38、眠ったのは四時頃。
二十六日(土)雨
プランタンへザルを買いに行った。それからモンパルナスのスエ子が絵の具を買った家へ行って絵の具いろいろを買った。すっかりそろえたつもりのところベンジンをとくもの、筆洗いのものをすっかり忘れて来てこれでは仕方がない。
かえってザルへつめかけて居るところへ平氏来。これからタクシーへ荷をつんで出て、ペレールの家へ一寸より、郵便局へよってもやへ打電し、――いろいろありがとう母いかがやクラマールにうつった――
クラマールへ向ったところ途中で平氏がべこの猿を忘れて来たことを思い出した。自分腹立たしい気になった。戸棚へなど入れとくとそういうことになる。