Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 79.482 caratteri · 160 schermate
十一月三日
昨夜は手紙よみ終ったら実に腹が立ち、実に腹が立ち、びりびりさいた。もやからの手紙でさいたのはじめてだ。
これは自分、こうしてここに暮して居て、つまり絶えず考え、案じもしいろいろ思って居るのは誰のことだ。あのいそがしい中からこまごまいろいろのものをそろえ、袋を縫い、絵まで送ったのが、水臭い女のすることか。
チョルト・ワズミー〔こんちくしょう〕
当分手紙かかぬなら書くな。自分も書かぬ。そう思ってびりびりさいたのだ。が、すてず、ヌトゥム・ボチカ〔ナイト・テーブル〕の引出に入れた。
Caf※(アキュートアクセント付きE小文字) へよったばかりでなく、この手紙でむらむらしたので眠れず、散々頭かいて頭があつくなって、オーディコロンで髪くちゃくちゃやってつかれて眠った。
十一月三日 日曜
ねて起きても、この心持のつづきがあって快からず。Y、あの手紙28日に書いて翌日またよんだが同じ心持故出したとあるが、あたり前さ。ひとりで居てあんな激しい心もって翌朝になったからって忘られるか。
だが、自分今日もやに手紙書く気にならぬ。が、書かねばさっぱりもせず、さりとてチワ的手紙書く趣味ないな。