Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 79.482 caratteri · 160 schermate

Aozora Bunko

二月十二日

二月二十四日

二月十二日

もう三月八日から дом отдыха〔休息の家〕が開かれると新聞に出た。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)保健局直属の八つの дом、建物の手入れに 270,000р かかる。

二週間休む者に二十六留かける。今年は 108,000 人を収容する予定。

二月二十四日

一昨日から右の目が変になった。しぱしぱして永くものを見て居られない。涙が出る。ホーさん湿布をして、二日何もよまずに暮した。その日の永さ!「永日小品」の情趣以上に永い。医者が今日はどうしました、退屈ですかと云った。

もう臥ついてから四十八九日になる。戸外が厳寒で日光もなかった時分は、自分の体の動かないことについて苦痛も感ぜず、静かな心持であった。ところが、四五日前からめっきり日がのび夕方があるようになった。午後五時すぎまで夕暮の光がのこり出した。一月頃は朝も十二時近くやっと正面の壁の一部に雪明りめいた光線が風にゆれゆれうつった。明るい。同時に寒さがその揺れる光のなかにもあった。

昨日今日は、八時に窓一杯の日光が流れ入る。日本の朝に似て、清らかに活々した太陽の光だ。自分は枕の上から、卓子の上を眺める。