Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 79.482 caratteri · 160 schermate

Aozora Bunko

七日

これは閉口と思いつつ停留所へ行ったら、居る居る。たすかった。

それから St. Michel の附近でいろいろ買い、片山さんの下宿へ行ったのがもう七時。食事すましたら九時過ぎ。それから資本論やって貰い、その二人を片山さん divan の上から写生した。

かえりに Caf※(アキュートアクセント付きE小文字) によって休み、相当歩いた。

おたいらさん少々センチなことを云う。

一方資本論で頭よくしようとしつつセンチになっては何もならぬ。

七日(木)No. 43

これはよい日だ。第一もやから手紙が来た。来た。書いたか! 書いたか!

フキゲンだし、しょげた手紙だ。だが書いたのはよい。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)で、ひとりで、手紙書かずに居られるものか。

その上天気がよい。話にならぬ位よい。

自分犬の仔のような心持で、うれしく、しかし恋病にかかって Post へゆき、

テガミアリガトウ タスカッタ モヤモゲンキダセ と打った。28Fといくらかだった。たかい。だが手紙よりよい。そして、朝手紙よんだとき書いて手紙を出した。

○松本さんのところ

入浴、センタクをした