Classici giapponesi con furigana
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
Leggi 植物記 (しょくぶつき) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 165.848 caratteri · 327 schermate
故に穀粒は種子に非ずして果実なり。果実の皮はすなわち糠なり。他の普通の禾本類皆しからざるなし。故に玄米は果実にして種子には非らず。白米は舂きて果実の皮と共に種子の皮をも併せ除きたるなり。時に胚もまた去りてただその胚乳のみ残れり。吾人はこの胚乳を炊きて飯と成し食て以て生命を維持しつつあるなり。
またメダケの子房の上には花柱三個ありて相合して一となりその上部全く三条に分かれて柱頭を成し、柱頭には毛を生じて羽毛状を呈し、既に前に陳べし如く以て花粉を抑留する為に便なる装置を成せり。メダケに在ってはすなわちかくの如く三個の柱頭を有すれどもまた種類により二個のものあり。しかれども大抵は三個のもの多し。
「第五図」のキャプション付きの図
第五図
メダケに最も近き縁を有するものにはハコネダケあり。この竹はメダケより小にして相州箱根山近辺に最も多し。故にハコネダケと云う。その稈は煙管の羅宇あるいは壁の骨などに使用する最も多し。すなわちメダケに次で有用の竹なり。この竹はメダケの姉妹種なれば、その花の状ほとんど全く相同じ。すなわち第五図に示すが如し。
「第六図」のキャプション付きの図