Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

「くるしゅうない。あたまを あげい。」

「はい。」

一休さんは あたまを あげて、あからがおの ずんぐり ふとった よしみつ公を じっと みあげました。

すると よしみつ公は とつぜん 一休さんに いいました。

「しゅうけん、おまえは なかなか とんちの よい 小ぞうじゃと きくが、どうじゃ、おまえの よこに ある その びょうぶに かいて ある トラは、まるで いきて いるようじゃろう。」

「はい。おおせの とおりで ございます。」

「ところが、そのトラが まいばん そのびょうぶから ぬけだして、いたずらを するので ほとほと こまるのじゃ。ついては そのほう ただちに そのトラを しばって わしの もとに つれてまいれ。」

よしみつ公は なんもんを だしました。

おしょうさま はじめ そこに いる人は、みんな あっけに とられて、一休さんが この なんもんに どう こたえるか じっと みつめていました。

ところが 一休さんは へいきのへいざで、にこにこ わらいながら、

「はい、しょうち いたしました。」と、さらりと こたえました。

これには こんどは なんもんを だした よしみつ公のほうが、あっけに とられました。