Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

すると 目つきの わるい もんじんが でてきて、

「これは たびの ぼうさん、どちらから おいでか?」

「うん、あちらから きた。」

「いや、うまれた ところは どこかと きいているのだ。」

「ははは、ききかたが まちがって いる。ぼうずには うまれた 土地が ないものじゃ。むりに いえば てんじくからか。」

もんじんは むっとしました。

「ここは きよき どうじょうじゃ。こじきぼうずなどの くる ところではない。なにか ほしければ だいどころに まわれ。」

「なるほど。」

一休さんは くるりと むきを かえて、どうじょうの かってぐちに まわりました。そして 大ごえで いいました。

「この どうじょうは、よこぐるまを おしては まちの ひとを くるしめ、大もうけを して いるそうじゃから、かねもちだろう。わしは はらが へった。ごちそうを たのむ。」

ほかの もんじんが でてきましたが、一休さん ずうずうしく どなって いるので、かんかんに おこって、

「せっかくだが、ここは ぶげいの どうじょうだ。こじきぼうずに めぐむ ものなど ない。はらが へったら めしやに いけ。