Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

ろうじんふうふは、目に なみだを ため、

「とんでも ございません。しゃっきんが たまって、みせを やって いけなくなりました。」

「それは きのどくじゃ。しゃっきんは どの くらいか?」

「百りょうで ございます。みせを うると、その百りょうが かえせます。」

「ほう、百りょうかな。」

一休さんは、じっと かんがえこみましたが、ぽんと ひざを うって、

「いい ことが ある。どうじゃな みえいどうさん、わしを おまえさんがたの ようしに して くださらんか。二人が いなかに かえっても いちもんなしでは こまるじゃろう。わたしが その しゃっきんを かえして あげよう。」

「と、とんでもない。あなたさまの ような かたを わたしどもの ような ものの ようしだ なんて。」

ろうじんふうふは びっくりして しまいました。一休さんは わらって、

「まあ、わたしに まかして おきなさい。」

と、いうと、つぎのあさ はやく のこのこと、みえいどうに でかけて いって、

「みえいどうさん、ふでと すずりを かして ください。」

「どうなさります。」

「いいから かしてください。