Classici giapponesi con furigana
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate
古い仏像のかずかず、ピカピカひかる刀剣類、宝石をちりばめた王冠、首かざり、うつくしい手箱や花びんなど、目を見はらせる美術品でした。
二少年は、それを見まわして、あっけにとられていますと、正面のドアがひらいて、二十面相があらわれました。黄金仮面の変装です。
金色のターバン、金色のお能の面のようなぶきみな顔、金色のマント、金色のズボン、金色のくつ。
怪物は、金色の口を、キューッと、三日月形にひらいて笑いました。
「どうだ、たいしたものだろう。これが、おれの集めた宝ものだ。きみたちに奇面城をみつけられて、あそこの美術館がだめになってしまったので、ここに新しい美術館をつくったのだ。いや、ここばかりじゃない。おれの美術館は、ほかにもたくさんあるのだ。ここはその一部にすぎないのだ。
奇面城の事件では、きみたちに、ひどいめにあった。ことにポケット小僧には、うらみがある。そこで、きみたちを、ここにつれてきて、思い知らせてやろうと考えたのさ。ころしはしない。おれは人ごろしがだいきらいだ。しかし、おそろしいめにあわせてやる。二十面相に、はむかうやつは、だれでも、こういうめにあうのだということを、はっきり知らせてやるのだ。