Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

「明智君だね。おれはどろぼうだ。てごわいどろぼうだ。せけんでは、おれのことを恐怖王とよんでいるよ。このうちへは『星の宝冠』をもらいにきた。金庫のあけかたも、ちゃんと研究しておいたので、わけなく宝冠を手にいれることができたよ。ハハハハ……。だから、もうきみは来なくてもよろしい。来ても、しかたがないのだ。きみがここへつくころには、おれは遠くへ立ちさっているからね。」

すると、電話のむこうから、明智探偵のおちついた声がそれに答えました。

「きみが来るなといっても、ぼくは有馬さんにたのまれたのだから、いかなければならない。きみは逃げだすだろうが、どこへ逃げても、きっと、つかまえてみせるよ。きみは、そのうちに、なにかてがかりを残している。指紋なんか、いくらふきとってもだめだ。もっとほかの、目に見えないてがかりが、いくつも残っているはずだ。ぼくはそれをさがす。そしてきみが何者であるかを、つきとめ、かならず、とらえてみせる。ハハハ……。それが、ぼくの仕事だからね。」

名探偵の自信ありげな声を聞くと、鉄仮面はいらいらしてきました。

「よしっ、それじゃあ、かってにしろ。