Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

二十面相にも、手錠をはずして食事をさせ、裏表の見張りに立っていた六人の刑事さんたちにも、弁当をだしたのです。

いちばん先の車には、明智探偵と小林少年と遠藤博士、二ばんめには、刑事が三人、三ばんめには、中村警部とふたりの刑事にかこまれて二十面相が、四ばんめには、残りの刑事三人、という順序です。これだけ用心をしていれば、いくら二十面相でも、逃げることはできないはずです。

やがて、桜井さんのガレージの前につきました。さびしい町です。そのへんは、いけがきにかこまれた、広い庭の家が多く、木が青々と茂って、シーンと静まりかえっています。人通りも、めったにありません。

そこで、みんな車からおりて、八人の刑事は、手錠をはめた二十面相のまわりを、ぐるっと、とりかこみました。

小林少年の案内で、明智探偵と、中村警部が、桜井さんの家にはいっていって、ガレージを調べさせてもらいたいと話しました。

桜井さんは、ガレージの秘密が、わからないので、困っていたところですから、すぐに承知をしました。そして、自分も運転手をつれて、表にでてきました。

運転手がガレージのとびらを開きますと、あの青い自動車が、ちゃんとおさまっていました。