Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Leggi 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.590 caratteri · 308 schermate

Aozora Bunko

そして、しばらくすると、小林君のまわりに、おおぜいの団員が集まってきました。

小林少年は団員たちに、ことのしだいを話してきかせ、二隊にわかれて、あき家の表口とうら口へ、おしかけることにしました。

そのときです。まっくらな路地の中から、ぱっと風のように、とびだしてきたものがあります。

「あっ。」とおもって、よく見ますと、さっきの黒シャツの三人です。黄金仮面はどこへいったのか、すがたが見えません。

「おい、こいつらだよ。みんな、ひっつかまえるんだっ。」

小林君は、そうさけんで、三人のうちのひとりに、とびついていきました。

それをみると、十数名の団員たちも三人にとびかかり、くらやみの中の大格闘となりました。

あいては三人、こちらは十数人です。ひとりに四人か五人がくみついていくのですから、いくら子どもでも、ばかにはできません。

うしろからとびついて、首にぶらさがるもの、腕にからみつくもの、なかには、手首にくいつくものさえあります。

「あっ、いたいっ。ちくしょうめっ。」

力いっぱいふりはなして逃げようとすると、もうひとりの少年に足をすくわれて、ぱったりたおれるというありさま。