Classici giapponesi con furigana
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はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
Leggi 俳句への道 (はいくへのみち) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 60.608 caratteri · 120 schermate
俳人の交遊
調子が佶屈で言葉が難かしくって、我々には判らない句が多いようであります。歌を忘れたカナリヤではなくって諷詠を忘れた俳句とでも申しましょうか。そういう俳句の横行するのは不愉快です。
「平明にして余韻ある句」というのは、かつて私が当時のいわゆる新傾向句の難解にしてやはり諷詠を忘れた句の多かったのに対して、正しい俳句を標榜した言葉であったのでした。それから何十年か経ちましてまた再び興って来た難解な佶屈な句に対してこの標語を掲げねばならんかと思います。(『玉藻』、二九、三)
俳人の交遊
俳人の交遊は心の上の交遊である。心と言っても学問智見の上の事ではない。社会道徳の上の事でもない。自然の景勝を透して花鳥風月を介しての心の交遊である。
俳人が二人逢いたる時は互に挨拶を交す。それは普通の人の言うが如く、
「お寒うございます。」
「よい天気でございます。」
というのよりやや進んでいる。
鳶の羽もかいつくろひぬ初しぐれ 去来
一ふき風の木の葉しづまる 芭蕉
去来が芭蕉に、
「時雨が今日始めて降りました。木に止っていた鳶が、その時雨に濡れて翼をはたはたとはたいてまたもとの通り収めました。