Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate

Aozora Bunko

これなかなかの卓見で仏教にも〈時に舎衛国に、比丘と比丘尼母子あり、夏安居、母子しばしば相見る、既にしばしば相見て、ともに欲心生じ、母児に語りていわく、汝ただここを出で、今またここに入るのみ、犯すなきを得べし、児すなわち母の言のごとくし、彼を疑う、仏言わく波羅夷〉と出で(『四分律』五五)、誠に一休和尚が詠んだ通り一切衆生迷途の所、十方諸仏出身門だ。一九一四年八月英国皇立人類学会発行の『マン』にベスト氏いわく、ニュージーランド原住民マオリ人は女根に破壊力ありとし古くこれを不幸の住所と呼び禍難の標識とした、女神ヒネ、ヌイ、テポ冥界を宰り死人の魂を治む、勇士マウィ人類のために不死を求めんとて陰道(タホイト)より女神の体内に入らんとして殺されたと伝う、産門を死の家と名づく、人これに依って世に出れば労苦病死と定まりいるからだ、あるいはいわく女根は人類の破壊者だと、ヒンズー教にカリ女神を女性力すなわち破壊力の表識としこの力常に眠れど瞬間だも激すればたちまち劇しく起きて万物を壊りおわるとするを会わせ攷うべしと。氏はこの信念の根本を甚だ不明瞭と述べたが熊楠はさまで難解と思わぬ。