Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate

Aozora Bunko

和合究竟に達してはいかに猛勢の対手もたちまち萎縮するより女根に大破殺力ありとしたので、惟うに琉球の墓も本に還るてふ意味と兼ねて死を標すために女根に象ったであろう。すべて生物学上から見ても心理学上から見ても生殖の業およびこれに偕う感触がすこぶる死に近い。伊藤仁斎は死は生の極と説いたと聞くが、それより後に出た『相島流神相秘鑑』てふ人相学の書に交接は死の先駈人間気力これより衰え始む、故にその時悲歎の相貌を呈すというように説きあったは幾分の理あり。『日本紀』一に伊弉冊尊火神を生む時灼かれて崩りましぬ、紀伊国熊野の有馬村に葬る。『古事記』には火之迦具土神を生ますに御陰炙かれて崩りましぬ。尊を葬ったてふ花の窟または般若の窟土俗オ○コ岩と称う。高さ二十七間てふ巌に陰相の窟を具う。先年その辺の人々『古事記』にこの尊を出雲伯耆の堺比婆之山に葬ったとあるは誤りで、論より証拠炙かれた局部が化石して現存すれば誰が何と言っても有馬村のが真の御陵だ、その筋へ運動して官幣大社にして見せるといきり切っていたがどうなったか知らぬが、この古伝に由ってわが上古また女陰と死の間に密接せる関係ありてふ想像が行われたと判るが学問上の一徳じゃ。