Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate

Aozora Bunko

を見るに「ひたたけ並びにかわらけ声、無毛をかわらけという、ひたたけという詞『源氏』のほか物に多く見ゆ、いずれも混雑したる体なり云々、されば混渾沌※などの字を訓めり、『体源抄』十巻練習事条に少御前が歌はカワラケ音にて非愛にヒタタケて誠の悪音なり、しかも毎調に愛敬ありてめでたく聞えしは本性の心賢き上によく力の入るが致すところなり云々、このかわらけ声というも瓦器のごとくつやも気色もなきにいうなり、男女の陰の毛なきをカワラケという、はた同じ心なり」とあり。氏いわく「さすれば先生(熊楠)が足利時代よりかく唱えしとかといわれしも怪しきにあらず、わが琉球語には乾くをカワラクという、瓦器をカワラケと訓むもカワラク器の意か、人の不毛を乾燥せる土地に譬え得る故、カワラケは乾く意に出でしとすべし、阿婆良気や島は七島の毛無島も湿潤の気なきより起れる名ともいうべくや」とカワラケだらけの来書だった。しかし内宮神事の唄の意は、阿婆良気は七島よりなるといえど側なる毛無島を合算すると八島となるというらしく毛無と阿婆良気は別だ。孔子もわれ老圃に如かずといった。とかくこんな事は女に質すに限ると惟うて例の古畠のお富を問うとその判断が格別だ。