Classici giapponesi con furigana
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あいこくしんわたしはこうおもう
和人は舟を食う
知里 真志保
Leggi 和人は舟を食う (あいこくしんわたしはこうおもう) di 知里 真志保 (ちりましほ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 70.567 caratteri · 144 schermate
(5)沙流川上流のオマンルパロ
また「終る道の口」にオマンルパロとふりがなしているのは、オマン(奥へ行く)の意を誤解した訳語である。
(5)沙流川上流のオマンルパロ
沙流川の上流ニセウという所の少し下の方に、オマンルパロ(あの世に行く路の入口)がある。それを知らない一人の老人が、この穴に一匹の狐が入って行くのを見て、ひとつ捕えてやろうと入口で待っていたが、いくら待ってもなかなか出て来ないので、そこで穴の中に入って探してやろうと穴にもぐりこんだ。穴の口は僅か光が入るほどの狭さで、中は真暗であったが、だんだん入って行くと明るい所に出た。そこには大勢の幽霊がうようよしていた。しかし幽霊の方からは老人の姿が見えないらしいので平気で歩いて行くと、老人の爪先につまずいたり膝にぶつかったりするたびに、幽霊の方がバタバタと死んでしまうので、気持が悪くなって急いで穴から逃げ出して来たという。
(吉田巌氏採集、『人類学雑誌』二九巻一〇号――『北海道伝説集』69ページ)
あの世の人々はあの世においては幽霊ではない。従って「そこには幽霊がうようよしている」という表現には採集者の私意が加わっているようである。