Classici giapponesi con furigana
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あいこくしんわたしはこうおもう
和人は舟を食う
知里 真志保
Leggi 和人は舟を食う (あいこくしんわたしはこうおもう) di 知里 真志保 (ちりましほ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 70.567 caratteri · 144 schermate
(11)十勝川上流のカムイエロキ
に乗って魚をとっている。近よってよく見ると、むかし自分の部落にいて死んだ人たちばかりで、ガヤガヤ云いながら働いているので声をかけてみても先方には聞えない。久しぶりなのでなつかしくて相手の体に手をかけると、手をかけた人はたちまち死んでしまう。そこには魚でも木の実や草の実でもめずらしいものばかりあるが、それをこの世へ持って来て食べると直ぐに死んでしまう。もしそこで死人に見つかって芥や灰を頭にかけられると、体にくっついて離れないが、入口の狭い所を這いだすときにとれてしまう。ここはこの世で夏のときは冬であり、夜のときは昼であるという。
(イブリ国ユウフツ郡ムカワ町字チン部落、片山カシンデアシ翁から更科源蔵氏採集――『北海道伝説集』34―5ページ)
(11)十勝川上流のカムイエロキ
十勝国新得町字屈足に、十勝川の川岸にのぞんでウェンシリ(1)とよぶけわしい崖があり、その中腹にカムイエロキ(2)と称する洞窟がある。むかし、ひとりの男が山の頂から縄を下けてこの洞窟に入ったが、それっきり帰ってこなかったので、その子どもが後を追って入ったところが、これもまた帰って来なかった。