Classici giapponesi con furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Leggi 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.920 caratteri · 421 schermate
」
「へんかもしれないがね。それには、わけがあるのだよ。じつをいうと、だれにも知られないように、きみをここまで呼びよせたかったんじゃ。わかったかね。」
「ぼくを呼びよせるんですって。それならば、あんなまねをしないでも、ぼくの家へそういってくださればよかったじゃありませんか。」
「それが、そうはできないわけがあるんじゃ。今にわかる。今にわかる。ハハハ……、きみはなかなか用心ぶかい、かしこい子どもじゃからね。うかつに手出しをしてはあぶないからじゃよ。計略でおびきよせなければ。」
「じゃあ、じいさんが地面に書いたしるしも、ぼくをここへ来させるためだったんですか。」
「そうとも、そうとも。きみは少年探偵じゃからね。ああすれば、だれにもいわないで、ソッとついてくるにちがいないと思ったのさ。うかつなことをして、泣いたりわめいたりされるよりは、少し手数がかかっても、ああいう方法をとったほうが、てっとり早くて、安全だからね。」
聞いているうちに、蛭田博士とやらいう人物のおそろしいたくらみが、だんだん、はっきりしてきました。博士は、もっとも安全な方法によって、少しの抵抗もうけず、まんまと泰二少年を誘かいしたのでした。