Classici giapponesi con furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Leggi 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.920 caratteri · 421 schermate
それが洞くつの入り口なのです。
「さあ、いよいよぼくたちは、洞穴の迷路の中へはいるんだぜ。道しるべのひもの係りは、篠崎君だよ。このへんがいいや。ここへひものはしをしっかりむすびつけてくれたまえ。そして、どんなことがあっても、ひもの玉をはなしちゃだめだよ。それをはなしたら、ぼくたちはたちまち、まい子になってしまうんだからね。いいかい。」
小林団長のさしずにしたがって篠崎始君は手にしていた大きな荷作りひもの玉のはしを、とがった岩の先にしっかりむすびつけました。
「懐中電灯は、まず羽柴君のを使うことにしよう。三つともいっぺんに使って、電池がきれてしまってはたいへんだからね。さあ、羽柴君それをつけて、ぼくといっしょに先に立って歩くんだよ。」団長といっしょに先頭に立つことをおおせつかった壮二君は、すっかり勇みたって、懐中電灯をふりてらしながら、もう洞穴の中へおどりこんでいきました。
つづいて小林団長、それから小泉信雄君、相川泰二君と、十人の団員は一列縦隊を作って、ぞろぞろと穴の中へはいっていきます。しんがりは、ひもの玉をかかえた篠崎君、その横には親友の相撲選手の桂正一君が、護衛役のようによりそっています。