Classici giapponesi con furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Leggi 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.920 caratteri · 421 schermate
ああ、その中にはいったい何がはいっているのでしょう。少年たちはいいあわせたように、あるおそろしい物の姿を、思いうかべないではいられませんでした。
それはむざんに切りころされた相川泰二君の死体でした。そのたるは十二、三歳の子どもならば、じゅうぶんはいれるほどの大きさがあるのです。じっと見つめていますと、たるの板を通して、その中に丸くなってとじこめられている、相川君の青ざめた姿が、ありありと見えてくるように思われました。
三人は、おたがいの心の中をさぐるように、また目を見かわしました。
「きっと相川君が、とじこめられているんだぜ。」上村君が、思いきったようにいいました。でも、死体ということばは、恐ろしくて口にすることができなかったのです。
「ぼくもそうだろうと思う。あけてみようか。」これは斎藤君です。
「エッ、くそっ、やっちまえっ。」大野君がやけくそのようにどなりながら、おそろしい勢いでまっ先にたるのそばへとんでいきました。そして、あとのふたりの手もかりず、両手でたるにだきつくと、いきなりそれを横だおしにころがしてしまいました。
そのひょうしに、パッとたるのふたがとれ、床に落ちた燭台のろうそくが、メラメラと異様にかがやいたかと思うと、その赤茶けた光にてらされて、たるの中から、無数の青黒いひものようなものが、もつれ