Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ようかいはかせ

妖怪博士/青銅の魔人

江戸川 乱歩

Leggi 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.920 caratteri · 421 schermate

Aozora Bunko

なんなら、ひとつ、そのしょうこをお目にかけてもいいが……。」

「いよいよ負けおしみの強いお方じゃ。おもしろい。それではひとつ、そのしょうことやらを見せてもらいましょうかな。」

「見たいというんだね。」

明智はなぜか皮肉な微笑をうかべて、じっと殿村のみにくい顔を見つめました。しかし殿村は、いっこうひるむようすもありません。

「見たいもんじゃね。」

「それではまず聞くが、きみはいったい、この事件の犯人を、とらえてみせるという約束はどうしたんだね。なるほど四人の少年と機密文書は取りもどしたが、かんじんの犯人を逃がしてしまったじゃないか。それで、約束をはたしたなんて大きな口をきくのは、少しおかしくはないかね。」

「フフン、そうらおいでなすった。どうせそんなことだろうと思ったよ。明智君、それは無理難題というものじゃ。きみにしてからが、犯人をとらえるのはおろか、この賊のかくれがさえ見当がつかなかったのではないか。それに、これほどの手がらをたてたわしを、ただ犯人をとらえないからといって、せめるのは、むりというものじゃ。そんなにいわれるからには、きみ自身は、さだめし犯人のありかをごぞんじじゃろうね。