Classici giapponesi con furigana
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こうじょうさいぼう
工場細胞
小林 多喜二
Leggi 工場細胞 (こうじょうさいぼう) di 小林 多喜二 (こばやしたきじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 91.234 caratteri · 184 schermate
そして立ち上がってしまった。廷丁や巡査が馳けつけて来て、大声で叫んでいる上田のお母アを法廷の外へ連れ出してしまった。上田は然し振りかえらなかった。だが、後から見ると、頭を深く深く、垂れていた。
最後は大川だった。彼は何べんうながされても、なかなか云わなかったが、自分の家があまり困っているので、外へ出たら運動をやめて働いて行きたいと云った。大川は港湾労働者で、仲仕をしていた。おかみさんはそれを聞くと、お前の母に少し気兼ねしたように、抱いていた自分の子供に頬ずりをした。
窪田さんはこう云っているの。――監獄では大体にやっぱり労働者出身のものが、******して、*****ている。ところが、外では丁度その反対になっている。これはどうしても直さなければならないッて。お前は今運動が一番進んでいる中心地にいる。今度はこっちのことをどう考えるか、お前の手紙を待っている。
(一九三一・一〇・一一。*印は発表誌での伏字)