Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 35.462 caratteri · 72 schermate
二月二十一日
安心し、さっぱりした。今井氏という人来。どういうものか、一家の主人と見えず、番頭番頭して居る。夕方から林町にゆく。スエ子又喘息で三四日床について居た由。国男も製図があるので来て居る。こんどは、ルネッサンスのシャンデリアと、記念建造物。来月十五日頃までと云って居る。H、Sとのいきさつ。益※(二の字点、1-2-22)双方から熱せられ困って居るらし。どうなることか。父上少し疲れた故か老人に見え淋しかった。1877 と年号のついて居るフランスの剣(兵士用)で作った暖炉用火カキ、その他一揃を買って来られた。父上は年号がついて居るのに興味をもたれたらしいが趣味の点から見るとよろしくなし。
二月二十一日(土曜)
昨夜スエ子九度八分の発熱。夜なかにちょくちょく目をさまし、水をくれと云う。私は生理的の理由で平常より睡いので苦しい思いをした。
おそく起き、食事をして居たら俊ちゃん来。四時頃出かけ、途中で松や、瓜生、本やによりエッケルマン「ゲエテとの対話」第二巻、ベルグソン「笑の研究」を買う。重い両手一杯の荷もつ。小石川にかえるつもりであったがY体わるく、あっちへゆかれないというので、牛込にかえる。