Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 58.758 caratteri · 118 schermate

Aozora Bunko

五月二十日

五月二十一日

五月二十三日

五月二十四日

〕のときと同じ感じだ。こういう点。説明しないでは、平たく舞台にのせないでは安心出来ないようなところ、自分МХАТにあきたらぬ。

五月二十日(日曜)

サトコ、リムスキー・コルサコフ。コルサコフの才能は大したものでない、勤勉だと思うが――作曲、研究的で、古い民謡もとり入れ、一寸いいが、オペラとしては下の部だ。テムポがゆるくて、迚も。終りまで居ず出た。

五月二十一日(月曜)

ワフタンゴフの、プリンセッサ・トランドートを見た。よろしくない、いろいろ考えた。演出技巧というような点について。

〔欄外に〕

Yも自分も夏の帽子を買った。

五月二十三日(水曜)

メリー、ヴェラ、ガウズネル来。

メリーさん、自分のような赤いシャクヤクの花をもって来てくれた。

メリーさんたちは一緒になって、さわぐ友達だ。

五月二十四日(木曜)

今日大使館で東京からの手紙を貰った。英男がガス中毒をしようとしたというのをよみ、自分心を打たれた。英男の手紙にはそんなことが一つもメンションしてなかった。一人の友達についてということも今度の手紙で理解された。

苦しき心持、今死んではつまらぬ。然し――彼の心には正しさを慾する熱しかない。