Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 58.758 caratteri · 118 schermate
七月五日
夫である几帳面なプロフェッサーの顔が少し、Aに似て居て、それもいやであった。いやさと思い出とがまじりあった複雑な心持だ。ドイツの官能が現れて居る。「ジャン・クリストフ」の中のドクトルの細君を思い出した。同じ暗く重いのでも、ロシアの四角いような、内部表情に乏しいのとは違う。
〔欄外に〕
かえったら戸がしまって居る。女中があける。ふくれっ面をして居る。たべるものをたのみ、Y、1рやった。そしたら、二階まで持って来てくれた。紅茶をいれてくれた。スラーヴァ、ボーグー〔ありがたいことに〕
七月五日(木曜)雨
一日雨が降った。自分の白い麻のコフトチカ〔婦人用ジャケット〕、見てもうすらさむくていやだが、着るものは何もない。
シンクレア・リュイスの小説下らないと思ったが、或点から興味を持つようになった。――アメリカの楽天主義的宗教をどうリュイスは描くか、フットボールのチャンピオンで、Y・M・C・Aの働きてである迚も jolly な男やバイブルそのまま信じると云う大学生や、それがエルマーを廻って、いかに進化論を教授させぬ派もあるアメリカらしく発展するか、そこが面白いと思うのだ。