Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しょくぶつき

植物記

牧野 富太郎

Leggi 植物記 (しょくぶつき) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 165.848 caratteri · 327 schermate

Aozora Bunko

にそう書いてある。何を言え偉くて諸ろの学者が宗と崇むる蘭山大先生がこれをエゴノキと書いたもんだから、学者仲間に何んの異存があろうはずなく忽ちソレジャソレジャとなってその誤りが現代にまで伝わり、今日でもほとんど百人が九十七、八人位まではその妄執に取りつかれてあえて醒覚する事を知らない有様である。

それならオリーブをどうして斉※(「土へん+敦」、第3水準1-15-63)樹というかと言うと、この斉※(「土へん+敦」、第3水準1-15-63)樹は元来が音訳字であって、それは波斯国でのオリーブの土言ゼイツン(Zeitun)に基いたものに外ならないのである。すなわち斉※(「土へん+敦」、第3水準1-15-63)樹はオリーブの音訳漢名なのである。そしてこの事実は我邦では比較的近代に明瞭になったもので、徳川時代ならびに明治時代の学者にはそれは夢想だも出来なかったものである。

芝居の千代萩の千松の唄った歌の中にチサノキがあるが、これはエゴノキ科のチサノキであろう。ムラサキ科のチサノキは関東地には無いから無論この品に非ざる事は直に推想が出来るが、しかし時とするとそれを間違えている人もある。