Classici giapponesi con furigana
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
Leggi 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇 (ウニデスちょうりゅうのかなた) di 橘 外男 (たちばなそとお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 247.361 caratteri · 483 schermate
もちろん重大な世界的の発表と言ったからとて、日本のそれのように一同着席、座のザワメキが落ちついた頃を見計らって、両博士静々と登場、咳一咳オホン! と言ったような、そんな勿体ぶったものなぞでは決してなかった。
二体の木乃伊の納まった大函だけは室の一隅に安置されてあったが、油絵の金貨や例のセロファンとも鋸屑ともつかぬ詰物なぞを無造作に並べた卓子を挟んで、すでに座の真ん中ではケネディ博士とマクドナルド博士とを中心に、記者諸君が万年筆と手帳とを取り出しているところであった。
「では、何ですな、先生! そのワイゲルトという中尉の書いた記録や書翰の内容を一応我々に読んで下さって」と、エル・コメルシオ紙の記者ローペ・デ・トウリァ君が聞く、「その上で、一問一答の形式で御説明下さろうと……こうおっしゃるわけですな?」
「そう、……その方が諸君にも、手っ取り早くお飲み込めになれるだろうと思われるから」
「いかがです、皆さん、ケネディ博士はこうおっしゃるのですがね、それで皆さんにも御異存はありませんか?」と、トウリァ君が座長格で、一同を見廻して決を採る。
「結構ですな、結構です、結構です! どうぞそういうことにしていただきたいですな、先生!」